しばらくの間、HPの更新を怠っていました。
そんな中でもこの拙サイトから連絡していただいた皆様ありがとうございました。
この丸2年あまり、残念ながら順風満帆に事は進んでいませんでした。
また人生の崖っぷちから少し戻ってくることが出来、少し落ち着いたので
闘病記の続きを記録します。
同じ病気の方、ご家族、知人や関係者の方の参考になれば幸いです。
病魔はある日突然やってきました...
2010年に琉球大学の診察を受けて、もう安定してるはずとお墨付きをもらった一年弱頃でした。
その日まではいつもと変わらず体調も良く仕事も快調に出来て、先生からもしばらく安心だねと言われていた事もあって病気のことはかなり頭から離れてもいました。
東京出張中だったのですが、最初は”ちょっと気持ち悪いなー風邪でも引いたかな?”ぐらいな感じでしたが気持ち悪さが酷くなってきてトイレに行ってみると何と吐血!!
勿論生まれて初めての経験、吐血ってこうゆう事なんだ。ドラマとかで見るのと違うな〜と妙な関心をしつつ血の気がスッーと下がってきました。
で何故か急いで新幹線で名古屋へ、新幹線の中で嫁さんに連絡して駅に救急車スタンバイ、大学病院受け入れスタンバイOKにしてもらって新幹線の中の医務室で半分意識不明→病院で緊急手術。
無事生還でしたが”よく生きて帰ってきたわー”と先生に言われる始末、
たしかにそのままあの世に〜って事も。。。
自分で思ってるより結構重症だったようで。。。
突然の吐血の原因は食道静脈瘤の破裂。下大静脈と肝静脈の血流がある限り静脈瘤の破裂は考えにくいのですが、検査をしてみるとやはり肝静脈が閉塞してました。5年も安定してたのに....更には半年前にはCTと胃カメラの検査もして異常無かったのですが....
肝静脈が閉塞した原因ははっきり分かりませんが、急速に閉塞してかなりの短い時間で静脈瘤に圧がかかって破裂したと思われます。
この段階では食道静脈瘤の破裂した場所と、今後怪しい箇所を処置をして、一旦経過観察。
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