バッドキアリ症候群

治療体験(病院を発見!!)


治療できる病院を発見!!

地元の大学病院の診断に愕然し、心が折れそうになりながらも、このまま黙って悪くなるのを受け入れる訳にはいかないので、前に進むため調べました。病気のこと病院、医師の事も調べました。
しばらくすると、妻がとても興味深い情報を発見してくれました。全国の病院には少数の治療例が載ってるところもありましたが、詳しくデータや治療方法を公表しているところは全くありませんでした。
しかし一つ奇跡的に見つかったのは、琉球大学付属病院でした。
琉球大学病院の第二外科では30年近く前から外科的な手術が行われてるとの事。
手術数は、患者数が少ないため私達が見つけた時(2005年5月現在)では44例ですが、おそらくこの数字でも日本最多。
私達にはまさに真っ暗闇の中の一筋の光でした。

琉球大学病院へ初の診察へ

病気が見つかってから大体3ヶ月ぐらいが過ぎようとしているところに、琉球大学を見つけることが出来ました。といっても、沖縄に縁もゆかりもない僕にとってはとても不安な気持ちでした。
琉球大学に初めて診察に行ったのは2005年6月でした。地元の大学病院から琉球大学に紹介状を書いてもらって行くには、国立大学病院同士なので、あまりいい顔をされないのではないかと思いましたが、地元の大学病院の放射線科の先生が積極的に働きかけてくれてスムーズにいったことは、すごい感謝しています。

そして不安と期待で行った琉球大学の初診察はとても印象に残ってます。
というのも今までに会った先生全員が『珍しい病気だね』、『教科書でしか見たことない』とか『治すには移植しかないよ』って言われてきたのに、琉球大学の先生は僕の持っていった資料を見て
『あーなるほどね〜手術出来るよ。問題ない』と一発返事だったのです。とても感激しました...どん底にいる自分に神が手を差し伸べてくてた気分でした。
私達夫婦は琉球大学での手術という大きな決断をしたのでした。