バッドキアリ症候群

2012年試練多しB(再び復活)


再び名医に出会える
お手上げ状態まま、諦めるわけにはいけないので
(これでも2児の父まだ死ぬわけにはいかないので)

最悪の場合に備えて少しでも助かる可能性にかけて、
臓器移植のレシピエントの登録。(以外にすんなり登録完了。書類の記載に余命1年って書かれてて、おいおいって感じ...)
移植科の先生や移植コーディネーターの方から色々詳しい話を聞いたり...
少しでも時間稼ぎが出来るように、TIPSという先進治療を紹介されて大阪に話を聞きにいったり(僕にはシックリこなかったのでやってませんが)
自分たちで探したりしていました。

そんな中またもや、いや三度ウチの奥様が探し当ててくれました。もう何度命を救われてるでしょう、感謝しかありません。
元は同じ病気の方のブログでしたが、書かれてる肝静脈や下大静脈の状態が僕と似ていて、手術に成功したと書かれていたので、ブログの方に連絡を取らせていただいて病院と先生を聞いて、
一先ずその先生に会いに東京に行きました。

持参したデータを一通り見た後『うーんたぶん出来るよ』の一言。
初めて琉球大学で國吉教授が言った一言を彷彿させる、
命を救う一言。
またもや運のいいことに名医に出会うことが出来たのでした。

事前情報は全く無くほぼ飛び込みで診察に行ったのでしたが、出会った教授は本当に凄い人のようで、技術はトップのようです。
本当に出会えたのは奇跡だと思います。

手術内容は文字に書くと到って簡単なんですが、閉塞した肝静脈にカテーテルでアプローチして、道を作ってステントを置いて来る手術。

理屈では簡単で自分でもこれが出来ないかって、今までも聞いてはきたのですが今まで会った先生たちは難易度が高すぎて出来ないの一言。
僕の場合難易度は本当に高く、僕の体を診て出来るよって言えるであろう先生は日本で数人しか居ないのこと。

手術のほうは無事成功!!
カテーテル手術のため意識はあったので手術が成功した後直すぐ
『成功しましたよ』とがっちり握手をしてくれた時感動しました。また命が吹き込まれた瞬間であることは間違いないでした。

手術は2012年11月に行い、今は2013年3月。
約4ヶ月が過ぎましたが手術箇所は順調。肝数値も急速に回復。
静脈瘤も綺麗になくなっており、腹水も完全消滅と今のところ完全に成功です。また命を延長して貰いました。

今回もサポートしてくれた嫁さん、そして家族、心配をかけたと友達、
手術を成功されてくれた先生方そしてスタッフの皆さんに感謝をしてもしつくせません。本当にありがとうございました。