バッドキアリ症候群

治療体験(手術が終わって)


手術から退院まで

無事手術が成功して大変うれしかったのですが、戦いは始まったばかりでした。全ては初体験ですし想像もついてなかったのですが、まさに想像もしないぐらい辛い体験でした。
9日に手術が終わり、13日にはICUから出れて一般病棟に移りましたが、まだまだ人間には戻れてない感じでした。(うる憶えにはなってきましたが、全身管だらけで身動き一つ取れない状態で痛みに耐えてる時間しか流れてない感じでした...)
術後一週間ぐらいで車椅子を使って少し外に出たり出来るようになり、それから徐々に補助機を使って自分で歩けるようになってきました。
このころからは意識もハッキリしてきて、早く退院したい一心で脇腹の激痛に耐えながらリハビリに専念してました。
更に一週間もたつと抜糸?(糸ではなくホチキスの針が大きくなった物)と腹水、胸水を抜く管も外すことが出来て退院を待つだけとなれました。
退院前にもう一度手術によって解除できた血管を検査するため、血管造影を行い無事合格。
それともう一つ朗報が、手術で採った肝臓の組織を生険に出してたのですが、その結果が当初肝硬変と思われていたのですが一つ軽症の肝繊維症だったことがわかりました。
肝硬変だと普通の肝臓には戻れないと言われてますが、軽症の肝繊維症ならば良くなる可能性があるらしいです。
ただ今まで戻った事例は無いそうですが...

退院から現在

退院したといっても、まだかなり体は不自由でした(痛みで)家で安静にしてました。退院した3月は外出は出来ませんでした。
仕事は4月には復帰できてました。ただ体力を使う仕事は出来ないので出来るだけ体力を使わない仕事をしていました。
キズの痛みは現在(7月末)でも感じます。これはどうやら1年間ぐらいは痛みと違和感は続くみたいです。
しかし徐々に元の生活には戻ってきていて体調も良好です。このままの体調がずっと続けばと思っております。